自民党もいよいよ

若林さんが代返ならぬ、議決ボタンの代押しで辞職、そして与謝野新党という動き。前者は、「魔が差した」と言っており、たしかに意味不明な行為だが、そもそも、国民の代表たる参議院議員が何よりも大事なはずの本会議の議決に際して席を空けていることの方が問題。与野党の勢力が拮抗しているはずの参議院においてまったく緊張感がない。青木さんは「そんなこと頼んでいない」とうそぶいていたが、いったい何様のつもりなのだろうか。やはり早々に引退してほしい。

後者は、重鎮の離党ということでニュース性はあるのだが、政界に対しては残念ながらほとんどインパクトはなさそう。与謝野さんと平沼さん、それぞれ立派な政治家なのだろう(特に平沼さんは政治家としての信念があって立派だと思う)が、いかんせんアラウンド70歳の人たちによる新党というのはそれ自体で新党の新鮮なイメージを打ち消してしまうし、これからいったい何ができるの?という感じはする。早く引退して若手に道を譲ることが彼らのもっとも大事な使命なのではないか。

そんなこんなで、自民党のシニアな人たちの行動が目立つ週末である。

そして新年度が始まる

新年度ということで、世の中はリクルートスーツを着た若者でごった返している。自分の新人時代を思い返しても、まだまだ学生気分が抜けないのだろうが、きっとこれからの社会人生活への期待に胸がふくらんでいるはずであり、ぜひその初心を忘れずに、そして色々な社会の不条理に負けずに頑張ってほしいものである。

そんな中、自分は朝5時起きで現場のラインの作業の行動観察に。現地現物ということで、これはこれで勉強になるが、いやはや、帰る時間は変わらないのに出勤時間だけが早くなるのはちょっとつらいかも。

いつの間にか年度末

本来は何か切れ目を感じるはずの1日、その兆候すら感じることなく終わっていった。夜に二桁億円がかかるちょっとシビアな交渉があり、成功したら成功報酬を多少なりともくれたら更に頑張るのにと思いながら、メインプレイヤーとして交渉に臨み、カードを切ったり切られたり。たとえがおかしいかもしれないが、カジノのブラックジャックで親を相手に瞬時にヒットかスタンドかを判断している感じ。相当賭け金が高いわけだが、今日は決着が付かず、ドロー。

大阪の1日

大阪市内を南から北まで転々と移動しながら用務をこなす。昨晩の低気温状態は今日も続いており、3月も下旬に関わらず、そして桜も咲き始めているにも関わらず、どうも寒い。

沖縄では沖縄そばを食べることができたのだが、大阪では何も大阪っぽいものは食べられず。出張で来ているのだからこんなものか。東京で夜に会議があったので直帰できず、会社経由で帰宅。移動時間は寝れるはずなのに、長い移動するのはなぜか疲れる。日本中を転々と動いている営業マンが無数にいると思うが、どうやって体力の消耗を抑えているのだろうか。

大阪へ

quechee2010-03-29

丸一日那覇市内で仕事した後、夜の便で伊丹へ。羽田発着便ばかり利用していると、それ以外の空港を目的地として飛行機に搭乗するのはなかなか新鮮だし、機内で関西弁が飛び交っているのを耳にすると、羽田伊丹便とは違った雰囲気を感じる。

那覇では22℃だったにも関わらず、伊丹の気温は2℃とのことで、気温差なんと20℃!。伊丹からモノレール駅に移動するところでチラチラと雪っぽいものすら降っていた。今日は上本町の近くのホテルに投宿したが、フロント前にリアルな「せんと君」が飾ってあったので1枚。何のキャラクターだっけと思い出すと、今年は奈良遷都1300周年だった。

沖縄出張

quechee2010-03-28

今日から那覇→大阪という出張の旅程。午後の便で那覇へ向かう。日曜の午後の羽田発の便なので、空いているんだろうなと思いつつ搭乗したが、想像は見事に裏切られ、オーバーブッキングの調整が必要なほどの満席便だった。春休み、恐るべし。

仕事、プライベート含めて何だかんだ毎年1〜2回沖縄に行くが、行くたびに沖縄、特に那覇が本土化していくのがちょっと寂しい。インフラは本土と同じ仕様で開発され、コンビニ、ホテルチェーン、ファーストフードなど本土仕様のものがどんどん沖縄を侵食し、昔ながらの沖縄っぽい雰囲気が壊されていく。もちろん、沖縄のインフラ水準を本土と同じレベルまで引き上げることは大事だが、地域地域の特徴をなるべく保全した開発の仕方というのもあるのではないか。

泊まったホテルの玄関に大きいシーサーがいたので1枚。

戦略会議にて

最近若手の加入が増え、メンバーの裾野が広がってきたが、定例的に開催しているNPOの戦略会議にて大きな方向性について議論がなされた。今年から来年にかけて若手の活用を含めて組織的に大きな動きが起こりそう。

NPOというのは基本的には各参加者の善意をベースに成り立っている組織だと思うのだが、善意がベースゆえに一般企業の活動のように実利に基づいてスピーディにものごとを進めるのは難しいし、運営の方向性も強力なリーダーシップに基づいてというよりはある程度コンセンサス方式に基づいてということになってしまう。なかなか悩ましい。