自民党もいよいよ
若林さんが代返ならぬ、議決ボタンの代押しで辞職、そして与謝野新党という動き。前者は、「魔が差した」と言っており、たしかに意味不明な行為だが、そもそも、国民の代表たる参議院議員が何よりも大事なはずの本会議の議決に際して席を空けていることの方が問題。与野党の勢力が拮抗しているはずの参議院においてまったく緊張感がない。青木さんは「そんなこと頼んでいない」とうそぶいていたが、いったい何様のつもりなのだろうか。やはり早々に引退してほしい。
後者は、重鎮の離党ということでニュース性はあるのだが、政界に対しては残念ながらほとんどインパクトはなさそう。与謝野さんと平沼さん、それぞれ立派な政治家なのだろう(特に平沼さんは政治家としての信念があって立派だと思う)が、いかんせんアラウンド70歳の人たちによる新党というのはそれ自体で新党の新鮮なイメージを打ち消してしまうし、これからいったい何ができるの?という感じはする。早く引退して若手に道を譲ることが彼らのもっとも大事な使命なのではないか。
そんなこんなで、自民党のシニアな人たちの行動が目立つ週末である。
そして新年度が始まる
新年度ということで、世の中はリクルートスーツを着た若者でごった返している。自分の新人時代を思い返しても、まだまだ学生気分が抜けないのだろうが、きっとこれからの社会人生活への期待に胸がふくらんでいるはずであり、ぜひその初心を忘れずに、そして色々な社会の不条理に負けずに頑張ってほしいものである。
そんな中、自分は朝5時起きで現場のラインの作業の行動観察に。現地現物ということで、これはこれで勉強になるが、いやはや、帰る時間は変わらないのに出勤時間だけが早くなるのはちょっとつらいかも。
沖縄出張
今日から那覇→大阪という出張の旅程。午後の便で那覇へ向かう。日曜の午後の羽田発の便なので、空いているんだろうなと思いつつ搭乗したが、想像は見事に裏切られ、オーバーブッキングの調整が必要なほどの満席便だった。春休み、恐るべし。
仕事、プライベート含めて何だかんだ毎年1〜2回沖縄に行くが、行くたびに沖縄、特に那覇が本土化していくのがちょっと寂しい。インフラは本土と同じ仕様で開発され、コンビニ、ホテルチェーン、ファーストフードなど本土仕様のものがどんどん沖縄を侵食し、昔ながらの沖縄っぽい雰囲気が壊されていく。もちろん、沖縄のインフラ水準を本土と同じレベルまで引き上げることは大事だが、地域地域の特徴をなるべく保全した開発の仕方というのもあるのではないか。
泊まったホテルの玄関に大きいシーサーがいたので1枚。