前の職場の後輩たちとの再会

ワシントンの大使館に赴任しているKが一時帰国ということで、かつての職場の後輩を中心にKを囲む会が開催され、僕もちょうど今日は名古屋でなく東京に運良くいたために出席することができた。囲む会は新橋のとある居酒屋で開催されたのだが、国会閉幕&選挙期間中の霞が関の仕事閑散期のせいか、それともKの人徳のお陰か、幹事の読みが見事に外れ、予約人数10名を大幅に上回る人たちが一同に集結した。


Kは日本を離れて5ヶ月、僕も役所を離れて4ヶ月なのだが、皆と会ってそんなになつかしい気がしないのはなぜだろうか。夏の人事が終わったばかりで、後輩たちの多くも異動があり、新しい職場にどきどきわくわくの毎日の様子。役人が1、2年おきに異動することがとかく非難されるが、このシステムはこのシステムで役人のモチベーションの維持の観点からはなかなかいいような気がする。後輩たちの前向きな話を聞いていると、まだまだ霞が関(少なくとも僕の出身省)も捨てたものではないと感じ、またいつかは官の側に戻って彼らと一緒にまた働きたいなあと思った次第。


まあ、しばらくは修行の身。きちんと民の側で結果が出せるようになってから次のことを考えよう。それにしても一時ではあれ、仕事のことを忘れて、皆から元気をもらい、よい時間を過ごすことができた。後輩たちとKに感謝。