モバイルSuica特急券

東海道新幹線と同様、東北・上越長野新幹線でもモバイルSuicaにより携帯電話からの予約により、駅で切符を買うことなく新幹線に乗車できるようになった。前橋へ行くときに初めて利用したのだが、東海道新幹線とは大きな違いが1つ。東海道新幹線の場合は携帯電話で改札を通ると、すぐに小さな紙切れが出てきて、そこに座席番号とXX円領収した旨の記載があり、自分の座るべき号車・座席の確認ができ、かつ、(少なくとも我が社の場合は)そのままエクスペンスを請求する際に使えるのだが、東北・上越長野新幹線の場合は何も出てこないのである。したがって、携帯電話を操作して自分の座るべき号車・座席を確認する必要があり、面倒くさい。より困るのは、領収書代わりに使えるものが何もないので、改めてパソコンを操作してSuicaのホームページにアクセスし、利用履歴をプリントアウトしなければならない点。駅でも「これは特別な切符なので駅では領収書を発行できない」と言われてしまった。まったくユーザーフレンドリーでない。

さて、これは自分が悪いのかもしれないが、パソコンを操作して利用履歴をプリントアウトしようとしたところ、アドビ・アクロバットリーダーの調子が悪かったらしく、途中で凍ってしまった。もう1回トライしようとすると、「利用履歴のプリントアウトは1回のみ」とのことで、再度のプリントアウトは不可能になってしまった。これは困ったとSuicaのコールセンターに電話をかけたところ、「領収書を発行することは可能だが、カードの引き落とし後初めて可能になるので、その後に再度電話をしてくれ」とのこと。「領収書の発行は引き落とし後でよいので、領収書発行の予約だけでも受け付けてほしい」と食い下がったものの、「それはできない」という立て板に水の反応。「いったいJR東日本はどうなっているんだ!」とさすがに怒りそうになったが、単なるコールセンターの人間に文句を言ったところで何も変わらないだろうとグッと我慢。カードの引き落とし後にもう一度電話をするとしよう。

それにしても、もうモバイルSuica特急券は使わないぞ。