オリンピックが終わって

プロジェクトの方にかまけている間に、あっという間にオリンピックが終わってしまった。日本にとっては前半戦でスタミナが尽きてしまったのか、後半戦は女子ソフトボール以外はこれといった熱くなる場面がなかったように思う。今回のオリンピックのメダル数はアテネを下回ったそうなのだが、入賞数ではアテネを上回ったとのことで、世界レベルで戦える種目が増えていることを意味しているのだろう。いいことである。オリンピックのたびに国費をもっとスポーツ強化に投入すべきという議論が起こるが、オリンピックを国威発揚のために用いる時代ではなく、かつ大きな財政赤字を抱えているのだから、隣の中国と比較して同様の施策を取ろうとするのはもとより誤りである。