とある深夜の会合で受けた刺激

某若手国会議員が主催している、国会議員、役人、ex役人の飲み会に出席。30〜40代前半の人たちが中心で、今回は30人くらいが集まった。夜9時開始という設定はとてもありがたく、(良い悪いは別として)まさに永田町・霞が関時間である。

金融問題とか教育問題とか環境問題など、今の仕事上はほとんど話題に出ることのないマクロな課題をひとしきり議論したが、役人時代は当たり前だった話もなんだかすごく新鮮に感じた。きっとマクロの世界とミクロの世界を行ったり来たりすることで刺激を受けて、自分の成長があるのだろう。

今回、また強く感じたのが、個々の議員や役人は素晴らしい哲学や高い矜持を持っていながら、どうして組織になると変な方向へ流れていってしまうのかということ。永田町・霞が関だけでなく一般の企業でもよく見られる現象で、世代交代が起これば解決する問題でもないような気もしている。どこに攻め口があるのか真剣に考えねば。