都議選の期日前投票

出張中に設定された投票日に投票できないため、国民の義務として期日前投票へ。妻も「一人だったら絶対に投票しない」からと一緒についてきてくれた。都議選が大事だ大事だと世間で言われているが、申し訳ないが、都議という存在がいったい何をしている人たちなのか見当もつかないし、都議の候補者の顔と名前もまったく一致しない。法制度上は、自治体の議会というのは強い権能を持つ首長(知事)を監視する機関であることは認識しているけれども、都議会が石原都政に対していったいどのような監視機能を果たしているのかははなはだ疑問。これは全都道府県、全市町村の議会に共通のことだろう。特に都議はおそらく全自治体の議員の中でも最高の給料をもらっているのだと思うが、少なくとも表向き何のアウトプットもなく選挙前だけがなり立てる都議の給料に高い住民税の一部がまわされるのかと思うとちょっと腹が立つ。監視するにしてももっと効果的・効率的に行う仕組みがあるのではないか。

こんな思いから、白紙投票も検討したが、それでは何も変わらないと考え直し、超消極的選択から記名して投票。たかが一票、されど一票である。

なお、こちらは顔が見える選挙の静岡県知事選、民主党分裂選挙ながら川勝さんが自民党候補に競り勝ったとのこと。剣が峰の一つ目の選挙で民主党が勝ったことでいよいよ政権交代が現実味を帯びてきた。ただ、解散は先延ばしせざるを得ないか。