山の神の快走

箱根駅伝を見ていたら、山登りの5区で東洋大の柏原君がすさまじい走り。昨年は見逃しており、今年初めて彼の走りを見たのだが、何とも形容しがたい次元の違う走りなのである。5区でトップと4分差くらいあった7位だったのを中盤で軽く逆転、さらに独走で3分半の貯金を逆に作った。平場の長距離走でも昨年は負け知らずとのことで山登りだけが得意なわけでもないらしく、すごい選手が現れたものである。箱根駅伝に限って言えば、彼はまだ2年生なので2回出場機会があるし、もちろん次のロンドンオリンピックなどもマラソン転向してくれれば相当楽しみなのではないか。年始からいいものを見させてもらった。