たらい回し

久しぶりにたらい回しに会った。我が家の固定電話回線は日本テレコム改めソフトバンクテレコムなのだが、web上で通話明細を見られるサービスがあることを発見し、申し込もうとしたところ、「お客様番号」なるものが必要で、その番号が不明な場合は電話にて問い合わせてほしいとのことだった。さっそく、電話でそこに書かれている電話番号に電話をかけたところ、「ただいま電話が混雑しています」のアナウンスで数分待たされた後、「お問い合わせの件については、この電話番号ではなく、これから案内する番号にかけ直してほしい」との回答。「このまま電話を担当者につないでもらえないのか？」と食い下がっても、にべもなく、「建物が異なるのでつなぐことはできない」とのダメ押し。

仕方ないので、教えられた番号にかけ直したところ、「お客様番号は電話ではお伝えできない。請求書が届いているはずなのでそれを見てほしい」との回答。請求書がないから電話しているんだけどなあと思いつつ、「請求書なんてしばらく届いていない」旨を伝えたところ、「クレジットカード決済の場合は請求書は送付していない」（じゃあ「請求書が届いているはず」何て軽々しく言うな！）と言われ、さらに「請求書は再発行（そもそも発行されていないのに再発行はないなあ・・・）することができるが、その再発行のためには別の電話番号にかけてもらう必要がある」「この電話からはその電話に直接つなぐことはできない」とのこと。

いい加減怒りを覚えながら、教えられた電話番号に再度電話をかけると、「請求書の再発行はできるが、先月分はもう決済してしまったので、次は1ヶ月後になる。決済済の請求書の再発行ができるかどうかについては、それを判断できる人間が今日はいないので、月曜日にかけ直してほしい」とのことだった。そっちからかけ直すのが筋だろうと思いつつ、裁量のない末端のテレホンオペレーターをあまりいじめても仕方ないのであきらめた。

やはりカスタマーサービスの評判が悪いソフトバンク、この程度の会社なのか。お客様番号なる情報がそんなに秘密にしなければいけない情報とも思えないので、本人確認をした上で電話で番号を伝えれば、それで済む簡単な話なのだが。あまりに対応にむかついたので、すぐにKDDIのメタルプラスを申し込んだのであった。