マスターズ最終日

早朝からゴルフのマスターズ最終日の生中継。相変わらず日本勢は不甲斐ないので、焦点は、タイガー・ウッズをはじめとするいつものランキング上位選手の間の戦い。今年はコースのセッティングが異常に難しいみたいで、アンダーパーの選手は皆無である。そんな中、無名の選手ザック・ジョンソンが13番、14番で連続バーディーで混戦の中から一歩リードし、最有力のタイガーと2打差となり、逆にタイガーが15番で池ポチャしてしまったところで勝負あったという感じ。


無名の選手がメジャー大会で早々にトップに立つと緊張でガチガチになってスコアを崩してしまうパターンがこれまで多かったが、ジョンソンはまったくそんな気配もなく、悠々自適にプレイしていたのが印象的だった。逆にタイガーは思うようにボールが運べず、イライラしている姿が多かったので、マインド・コントロールの差が終盤のスコアの差となって現れたといってもよいのではないか。まあ、多分にゴルフのプレイとイライラ感は鶏卵の関係にあることは事実だろうが、うまくいかないときこそ平常心を取り戻すべく一呼吸おく努力をするのが大事だということを学んだ。これはゴルフだけでなく、仕事など一般にも通ずる考え方であろう。