初プロジェクト?

本当は昨日、最初のプロジェクトがアサインされるはずだったのが、担当パートナー多忙につき忘れられてしまい、今朝、仕切り直しでそのパートナーの部屋に呼ばれた。しかし、「まだ正式には決まらないので、今週はとりあえず○○のプロジェクトを手伝ってくれ」とのこと。がっかり半分だが、まあ仕事をもらっただけまだましである。


とりあえず手伝ってくれと言われたプロジェクトは、世の中的にかなりマイナーな分野で、ビジネススクールの授業で訳の分からんケースを与えられて、そのケースを解読し始める状況と似ていなくもない。担当マネジャーが(最初だからか)親切にプロジェクトの背景や僕がやるべき仕事を指示してくれたのでスッと調査分析に入ることができた。作ったスライドなどをベースにチームで議論するのだが、これもビジネススクールにおけるチームワーク的な雰囲気で、なつかしいなあと思った。「コンサルは仕事へのフィット感を覚えるかどうかがまず関門である」と言うが、仕事初日の感触だけから言えば、なかなか楽しく仕事に取り組むことができた。もっとも、役人時代の経験から、プロジェクトの性質や担当マネジャーによってこの感覚もだいぶ変わるんだろうなあという自覚はある。