暴走タクシーその2

プロジェクトが佳境を迎え、ゴールデンウィーク最終日も当然のように出勤。朝4時半に会社を出ると、タクシー乗り場で客待ちしているタクシーは1台もいない。当たり前である。どんなタクシー運転手も、連休最終日の夜中(というか明け方)にオフィスビルで普通に働いている人がいるとは考えないだろう。仕方ないので、同僚にタクシー会社に電話してもらい、迎えに来てもらうことにした。今日も某法人タクシーなのだが、ハイエンドの法人らしく、黒塗りで車種も乗り心地のよいもの。お、これは少し寝れると思って喜んで乗り込んだところ、昨日に引き続き暴走タクシーだった。ほとんど車のいない道を暴走し、信号があっても信号無視すれすれで走り抜く。とても寝るどころの騒ぎではない。車に乗り込むときはわざわざ後ろまで来てドアを開け閉めしてくれ、また料金を支払うときもニコニコとフレンドリーな感じの運転手だったのだが、一度ハンドルを握るとああも変わるのかと、人間の怖さと二面性をまざまざと見せつけられたのであった。それにしても眠い。