初フィードバック

最初のプロジェクトのフィードバックをマネジャーからいただいた。仕事の評価をされるなんて、学生時代にやっていた塾講のアルバイトでもらった受講生からのアンケートくらいだが、定期的にフィードバックをもらうのは、自分の良かった点、悪かった点、そして今後努力すべき方向性が分かるという意味でむしろありがたい仕組みだと思う。


とはいえ、役人時代は何の評価もされず(「なんとなくあいつはできる」とか「あいつは使えない」といった評価はあるのだろうが、本人に対するフィードバックはない)、ぬるま湯状態で過ごしてきた者としては、成績表をもらうときのようにちょっとしたドキドキ感がある。


評価自体は、ポジションのジョブ・ディスクリプションがあり、それぞれの項目にしたがって絶対評価でなされる。定性的な項目ばかりなので、もちろん、評価者の主観が入りうるものだが、評価者が第二次評価者と相談しながら評価することで一定の中立性を担保しているのではないか。実際、いただいたフィードバックも納得できるものだった。


実際にいただいたフィードバックは、結論としては、「教科書的な表現ではなく、経営者の腹に落ちる表現が必要」「分析が浅い」など、まだまだポジションに見合った働きができていないというものだったのだが、「発想・着眼点が良い」「仕事に前向きに取り組んでいる」「プレッシャーがかかっても冷静」「コミュニケーション能力は成熟」などという肯定的な面もきちんと評価してくれていた。「最初のプロジェクトとしては、少なくとも通常の中途採用者のレベルよりはよいのではないか」というコメントをいただけ、現段階では一応の及第点と理解。まだまだ努力しなければいけないことが山積しているが、早く絶対評価としての及第点、さらに優秀評価をもらえるよう頑張らねば。