有名投資銀行の会長

パートナーの鞄持ちで、某有名投資銀行の会長に面会に行った。さすが有名投資銀行だけあり、レセプションの応対は完璧、応接室も重厚で落ち着いた造りである。どんな会長なのだろうかと若干構えていたところ、現れたのはとても気さくな雰囲気の方。失礼な言い方だが、あまり金融の世界で長く生きてきた方とは思えない、柔らかく、ノーブルな雰囲気の持ち主である。ただ、実際に話をしてみると、これも失礼な言い方だが、とても頭の回転が速く、判断も早い。そのギャップに何とも魅了されてしまった。やはり大きな組織のトップに立つ人物ともなると凡人とは違う器の大きさがあるのだなあと再認識させられた。