市場が壊れた

ずっとくすぶっている住宅サブプライム問題によりNY市場が大幅な下落、それに引きずられて東京市場も大幅な下落である。自律反発もなく、ただただ下がっていくのはポジションのない第三者としてはなかなか興味深い現象。お盆で商いが薄く、株価が簡単に振れやすいことに加え、損切りを急ぐ人、信用取引追証を求められてポジションを手じまう人が圧倒的に多いということ、週をまたいであえてリスクを取ろうとする買い手がほとんどいないということでここまで下がったのだろう。いつ底を打って反転するのか興味深いが、急下落だった分、戻るスピードも早いように思う。


株安とセットで起きている円高傾向は海外旅行を間近に控える身としては大変嬉しい現象。輸出産業には痛手だというが、そんなこと関係ない。