ALWAYS続・三丁目の夕日

久しぶりに映画を観た。話題作「ALWAYS続・三丁目の夕日」である。言わずとしれたヒット作品「ALWAYS三丁目の夕日」の続編。舞台は昭和30年代の東京。庶民の日々の生活を映画化したものであり、物語自体はものすごく単純。しかしながら、日々の生活を支えるのにも精一杯の中、希望を持って力強く、実直に皆で助け合って生き生きと過ごしている様子に元気づけられるし、また、何となくほんわかした気分にさせられる。昭和30年代まで遡ると僕自身も自分の実体験として知っているわけではないが、同じような雰囲気は昭和50年代も少し残っていたような気がする。現在のような皆に余裕がなく、何となくギスギスした時代を生きていると、ああいう生き方もまたできないのかなと考えさせられる。いい映画なので、ぜひ多くの人に観てもらいたい。