憎まれっ子世にはばかれず

大相撲1月場所の千秋楽、朝青龍白鵬横綱一敗対決は痺れた。結果論で言えば立会いで朝青龍が若干遅れたのが最後まで響いた感じ。最後は白鵬の豪快な上手投げだったが、朝青龍も吊り上げを見せるなど見せ場十分だった。二場所も休場していたにもかかわらずここまでやれるのは、やはりものすごく強いのか、モンゴルでヤミ練を積んでいたのか。負けは負けで相撲界の守旧派は安堵したことだろうが、改めて朝青龍健在を印象付けた一番だった。それにしても日本人勢はだらしない。


東京が熱い中、大阪も熱かった。大阪府知事選では橋下知事が誕生。同世代という点では応援したいが、公約もきれいごとばかりだし、どうも軽い印象が拭えない。伏魔殿に挑むには現状では力不足、覚悟不足なのではないか。まあ、現知事よりはましなのだろう。他の候補が地味なだけに当選すると思っていたが、次点の人とダブルスコアというのはびっくり。生来、大阪人というのは芸能人好きなのか。