御前会議

先週の報告会は先方の直接のプロジェクト関係者のみのこじんまりしたものだったのだが、今日は経営陣がズラッと並んだ御前会議。どんな反応になるか読めなかったため、世話をしてくれているKさんにどのぐらいのトーンでプレゼンしたらよいのかを打診していたのだが、「外部の第三者として、率直にありのままをプレゼンしてくれればよい」とのことだったので、素直にアドバイスに従ってプレゼン。プレゼンが終わって議論の時間になり、誰からも発言がないので、言い過ぎたかなとちょっとヒヤッとしたが、徐々に議論が盛り上がってくれたのでよかった。最後の方は、こちらが口を挟まずとも革新勢力と抵抗勢力と中立派がどんどん議論を進めてくれ、とてもよい会議になった。こういう報告ものはプレゼン自体に価値があるわけではなく、プレゼンの内容が自分たちの問題であることをきちんと認識してもらうこと、そして、それを題材に色々と考えてもらって前進の方法を皆で議論してもらうところに価値があるのだと思う。これからは、より当事者意識を持ってもらうこと、建設的な議論をしてもらうことを促したいが、これがなかなか知恵の遣いどころである。


夜は先方のボスが飲みに誘ってくれたので、今日から戦線に加わってくれたI君と一緒に夜の街へ。ボスの行きつけの店ですっかりご馳走になってしまった。これから遠慮なくどんどん切り込んでほしいということなので、そのありがたい言葉を励みにやっていきたいと思う。