ガソリン価格の件

暫定税率失効が不可避ということで、4月以降しばらくの間、ガソリンの値段が1リットル25円値下がりしそうである。マスコミは「4月パニックが起きる」「ガソリンスタンドは赤字販売を強いられる」「消費者の買い控えが起きている」などとパニックを煽る報道をしている。特に揮発油税が蔵出し課税であることに注目し、3月に仕入れてしまったガソリンの税金分をしばらくはガソリンスタンドがかぶらないといけない事態になることを想定して色々とガソリンスタンドにインタビューして「赤字になって大変」という声ばかり拾っているのだが、意図的なのか、また暫定税率が何らかの形で復活した際にガソリンスタンド儲かる部分があり得ることについて触れているインタビューは皆無である。いったいどうしてそろいも揃って同じトーンでしか報道できないのだろうか。

まあ、政治がだらしないから国民生活に混乱が生じているという点では正しいのだが。