日本ダービー

土日の並びの都合で珍しく6月に入ってから開催の今年の日本ダービー。昨日の雨が嘘のような好天に恵まれ、指定席券が手に入ったので久しぶりに東京競馬場へ行ってきた。前来たときよりもさらにスタンドが増築・進化しており、JRAのお金持ちぶりにはいつもながらびっくりさせられる。

ダービーデーということで競馬場は何やら華やかな雰囲気で、20年前からは考えられないくらい若い人、特に女性の姿が多い。ほぼ全域が禁煙となり、逆に昔ながらの競馬場のおじさんたちが迫害されているような気がするが、これが時代の流れというものなのだろう。

肝心のダービー、ほぼ最後方のポジションにいた1番人気のディープスカイが最後の直線で豪快に大外から全馬を差しきり優勝。四位騎手は最近ノリにノっているが、乗り馬の切れ味を信頼しきった好騎乗だった。それにしても一生ダービーで騎乗すら叶わない騎手がたくさんいるにも関わらず、そのダービーを連覇というのはすごい。一生の運を使い切ってしまったのではといらぬ心配をしてしまう。今年の表彰式のゲストプレゼンターはJRAのCMにも出ている佐藤浩市。同性の目から見ても格好よく、さらに、メタボな若林農水大臣と並ぶと、大臣がかわいそうになるくらいにスマートに見えてしまうのだった。