納豆の進化

スーパーで面白い納豆を見つけた。しばらく前から売られているらしいのだが、ミツカンの「トロッ豆」という商品である。何が面白いかというと、納豆につきものの、あの食べる前の面倒くさい手順が大幅に簡略化されたのである。通常、納豆を食べる際には、フィルムをはがして、タレの袋を切って、タレをかけて、かき混ぜてという手順が必要で、やり方が下手だと手が汚れてしまうことも多かったのだが、このミツカンの納豆にはフィルムもタレの袋もなく、タレが納豆の横の仕切られた部分にゼリー状になって置かれているのである。このゼリー状のタレを箸でつまんで納豆と混ぜるだけで食べられるというのはなかなか画期的なアイディアであり、納豆界の革命と言ってもよいのではないか。こういうちょっとした工夫というのはすごく嬉しい。