マスターズ最終日

今年のマスターズ最終日はなかなか見応えがあった。中盤、ゴルフ界をしょって立っているタイガーとミケルソンの2人が同組で切磋琢磨できたせいかバーディーラッシュであっという間に優勝争いに躍り出て、あわやというくらいに盛り上がった。2人とも最後の3ホールで失速してしまったが、さすがにスターである。

結局、優勝は地味な3人の争いとなったが、その3人に最後まで片山晋呉が食らいつき、単独4位となったのはすごいこと。特にショートゲームでの巧さが際立っていた。個人的に期待していた今田竜二は60台でまわり、最終日にようやくエンジンがかかった感じだったが、さすがにちょっと遅かった。まあマスターズ初出場で20位なら上出来である。石川遼を加えた今回の日本人三人衆は来年こそ期待できるのではないか。4日間にわたっていい試合を見せてもらった。