国際免許発行手続はもっと改善できるはず

ゴールデンウィークにちょっと海外へ行こうと思っているので、鮫洲の運転試験場へ国際免許をもらいに行ってきた。この前、運転免許の書き換えに鮫洲へ行った際にはそのオペレーションの素晴らしさに感動したところだったが、国際免許は申請者が少ないためか全然オペレーションがなっていない。まずは申請書類からして意味不明。申請書と手数料はよいとして、パスポートと写真が必要というのがよく分からない。パスポートは「海外渡航を証明する書類」らしいのだが、パスポートがあることがどうして海外渡航を証明するのか、そして国際免許と海外渡航の因果関係が分からない。むしろこの要件がない方が申請者が多少なりとも増加し手数料収入が増えてよいのではないか。また、通常の免許の際には立派な写真室で撮影してくれるにも関わらず、国際免許の際には写真を持参させるという整合のなさもよく分からない。サイズが違うからとか色々と言い訳はできるが、国際免許の方の様式を変えるなどちょっと工夫すれば大いに改善の余地があるはず。いずれも法令で事細かに決まっていて、警視庁としては「うちだけの都合で簡単に変えることはできない」と主張するのだろうが、こんなお粗末な状態で1年だけ有効の国際免許の手数料で3,000円弱徴収されるのは非常に腹が立つ。