快晴の下での結婚式

昨日の春の嵐で心配していたのだが、ちょっと風が強いものの今日は朝から快晴。役所時代のかわいい後輩Tの結婚式ということで、朝から表参道にあるアニヴェルセルへ。芸能人がよく結婚式を挙げる会場として有名だが、運良くワンスロットだけ空いていたとのこと。以前から場所だけは認識していたものの足を踏み入れるのは初めて。よくぞこんな表参道の交差点間近の都内有数の一等地にこんな贅沢な結婚式場を造ったものである。

式自体はキリスト教プロテスタント)式で、牧師さんは外人だったが日本語がペラペラ。聖歌隊がすごく上手だったのが印象的だった。披露宴はそのままアニヴェルセルの本館の上階にある会場で。さすがに職員の皆さんは手慣れたもので、オペレーションがすごく自然でスムーズ。コンテンツがかなりぎっしり詰まっていたものの食事とのバランスを図りながらそつなくこなしていく。お祝いの席にも関わらず、すぐにこんなところに目がいってしまう自分も悲しいが。

特筆すべきは、Tの奥様が音大出ということで、当然ながら新婦側にご列席の皆さんは音楽関係者が多く、友達による余興もすごいハイレベルだったこと。これまで色々な結婚式に出てきて、聞くに堪えないような音楽系の余興も間々ある中、今日のはすごかった。ちなみに、Tはまったく音楽教育を受けてこなかったらしいのだが、終盤に奥様とピアノでコブクロの「永遠にともに」を連弾。数ヶ月にわたって奥様のスパルタ教育を受けたとのことで、ちゃんと弾けていた。奥様が自分のパートに関しては余裕綽々で、Tを心配そうに見やりながら演奏する一方、Tはかなり緊張しながら一生懸命にピアノを弾いている対照的な姿が面白かった。しかし、おそらくあの場にいた多くの音楽の才能のない(新郎側の)人たちは、ピアノを弾けると格好いいなあと思ったに違いない。

端から見ていて嘘偽りのない美男美女カップルで、よくお似合いのT夫妻。ぜひ末永く幸せに仲の良い家庭を築いていってもらいたいものである。