マッサージ雑感

世間はお盆休みまっただ中ということで、新聞は薄いし、朝の電車も空いている。涼しければありがたいのだが、そうは問屋が卸してくれない。こんな毎日汗だくになりながら通勤しなければいけないというのはおかしな社会である。

金曜日ということで、会社を早めに出てマッサージに。オフィスの近くのよく行くところがお盆休みだからか閉まっており、仕方なく新橋にある同じ系列の店に行った。こちらの方が部屋数が多く、大規模である。今日付いてくれた人は妙に上手で、満足度がかなり高い。相変わらず「めちゃくちゃ硬いですね」「もうちょっと体のことを考えないとダメですよ」と言われるが、職業病みたいなものである。

ところで、マッサージというのはだいたい1分100円=60分6,000円というのが相場だと思うが、結構な金額を払う割には人による当たり外れがものすごく大きい。こんなひどい業界はないと思う。業界でたとえば「マッサージ一段」「マッサージ師範」とか段位制を導入して段位によって値段を変えたらどうかとも思うが、今の不透明なシステムの方が居心地がよいのだろう。すると後は勝手に口コミサイトみたいなものを作るしかないわけだが、同じ店にもうまい人とそうでない人がおり、また流動性の高そうな職場なので、レストランの口コミなどと違ってなかなか難しいかもしれない。ただ同じ悩みを持っている人は多そうだから、うまく作り込めば面白いかも。