プチ送別会で思ったこと

朝に水曜日とは異なる雑誌社の取材、そして午後にちょっとだけ転職活動をした後、夜にはコンサルの同僚数名と白金高輪の沖縄料理屋で会食。不思議なもので、色々な人たちがいる中で、同じくらいの年代の人間で仲良くなるというのは、やはり育った時代環境や価値観が似ているからなのだろうか。役人の飲み会の時の会話の多くが人事に関することだとすれば、コンサルの飲み会の時の会話の多くはそれぞれの次のキャリアに関することというのは面白い違い。どちらが良い・悪いというわけではないが、役人は終身雇用が前提なので自然と視点が内向きになり、コンサルは次のキャリアへのステップが前提なので自然と視点が外向きになるということなのだろう。良くも悪くもコンサルの人(新卒コンサルは違うかもしれないが)は「なんとかなる」という根拠のない自信と転職経験を持っているため、それらがない役人と比べると図太い気がする。元々がリスクを取ることを好む人種が多いのだろう。役人にもリスクを取ることを好む人種はいると思うが、仕組み的にリスクを最小化することをとことん追求することを求める環境にいるために、リスク回避型に洗脳されていってしまうのではないか。両方の環境を経験できたのはよい糧となった。

酔っぱらって帰ってくると、さっそく朝の取材結果が原稿の形となって送られてきていた。インタビューの中身を忠実に起こしてくれたのだが、一方で過激な表現もちらほら。もうちょっと丸めてもらおう。