疲れた菅さん

野暮用があり、霞が関へ。内閣府などが入る合同庁舎4号館の玄関でちょうど菅さんが出てくるところに出くわした。猫背であくびをしながら相当疲れている感じ。SPや秘書官の他に15人くらいの記者に追われている。菅さんはズンズンと進み、車寄せでスッと黒塗りの車に乗って去って行ってしまった。その後の記者の人たちの反応が面白かった。「何だよ、1時間半も待ったのに何も言わなかったよ」「少しぐらいリップサービスしてくれたっていいのに」「テレビカメラがないと態度が違うんだよな」などなど。まあ、要人を待ち伏せしてコメントを取るという地道な作業も大事で、上司からは何かコメントを取れと圧力をかけられているのだろうが、何もコメントが取れなかったからと言って大声で文句を言うのも何だか大人げない。また、競合他社がたくさんいる中で何かコメントを取ったとしても何の差別化要素にもならない。