荻原浩という作家
奇抜な切り口で、ドキドキ感がありながら、最後には何だかほんわかとした気分になる小説を書く作家である。普段は手にしないタイプの本なのだが、何となく気になって買ったらなかなかよかった。「四度目の氷河期」「ママの狙撃銃」と続けざまに読んだが、両方ともついつい引き込まれてあっという間に読破してしまった。表現が平易なので、仕事漬けですさんだ体を潤す清涼剤という感じ。
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/09/29
- メディア: 文庫
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- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/10/16
- メディア: 文庫
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