ダイハード4.0

定番はきちんと押さえておかないとということで、先行ロードショーでダイハード4を観てきた。シリーズを経るごとにビル、空港、ニューヨーク市内と設定が大げさになっている気がするが、今回、テロ集団の目標となったのは全米転覆。お馴染みのマクレーン刑事(ブルース・ウィルス)が高度に訓練を受けた冷酷なテロ集団に立ち向かっていくという構図はいつものとおり。スーパーマンと同じで、最後には正義が勝つことが分かっており、ストーリーも単純なので、頭の中を空っぽにして、ピンチに陥っても安心して観続けることができる点は素晴らしい。最初のダイハードの公開からいつの間にか18年も経っているらしいのだが、ブルース・ウィルスもその間円熟味を増してなかなかよい味を出す役者になった。