最近自動改札機で思うこと

自動改札機が首都圏各駅に導入され、かつ、スイカパスモといったICカード対応が当たり前となっており、大変便利である。この自動改札機、有効でない切符やICカードを使うとすぐさま異常音が鳴り、扉が閉まる仕組みになっている。そして20回に1回くらいの割合で前か、前の前の人が引っかかり、そのあおりを喰らってしまい、イライラする。これまで、こういう有効でない切符やICカードを使う人が一方的に悪いと思っていたが、最近、そうでもないのではと思い直しつつある。特にICカードについては、現在はデポジットが基本となっており、何らかの方法でICカード電子マネーを貯めておかないといけないが、システムをクレジット方式にする、あるいはクレジットとデポジットの併用にするだけでかなり自動改札機で引っかかる人が減少するはずであり、現金主義にこだわって少額与信さえも認めようとしない鉄道会社にも相当の責任があるのではないか。別に与信審査も鉄道会社が自分で行う必要はなく、カード会社などにアウトソーシングしてしまえばよい。そうすれば、自動改札機でイライラする人が減り、かつ、定期的にICカード電子マネーデポジットする手間もなくなるというようにいいことづくめだと思うのだが。