初ドイツ行

朝一のルフトハンザ便でフランクフルトへ。初めてのルフトハンザなのでどんなもんだろう、米系の航空会社よりはましだろうと思いながら搭乗。座席もレカロ製ということで若干期待していた。しかし、、ちょっとした期待は見事に裏切られ、お触れ込みのレカロ製の座席は最初はその固さが気持ちよいものの、10時間を超えるフライトでは段々と腰が苦しくなってくる。機内食もいつも乗っている全日空に比較すると大味でおいしくない。少なくとも成田発の便は日本で製造しているはずなのだが。。


苦行に近い11時間を何とか乗り越え、フランクフルト空港へ到着。これまで夜行列車でドイツ内を通過したことはあるが、自分の足でドイツの大地を踏むのは初めて。入国審査はすごくあっさりしており、パスポートにスタンプを押してもらうだけ。これが普通で、某国のように指紋を採られたりする方がおかしいのだろう。フランクフルト空港からは市内へは向かわず、逆方向にあるライン川沿いのマインツという街に列車で移動。ドイツ語がまったく分からないのだが、いたるところに英語が併記されており、思ったほど不自由はない。30分ほどで到着したマインツはいかにもヨーロッパという美しい街。最近は外国というとアメリカしか行っていない身としては、日本と同じ歴史の重さを体感でき、最初から感動である。また、ライン川の流れも何ともいえずゆったりとしており、人々の動きもどことなくゆったりと優雅である。あくせくと働き、バタバタと動き回っている自分がバカのように思える。


それにしてもユーロは高い。晩ご飯は日和って、駅前のフードコートに入っていた中華にしたのだが、それでも軽く1,000円を超えてしまう。店頭のおばさんがドイツ語と中国語しか話さないのにはさらにびっくりだが。