赤福騒動

伊勢のおみやげといえば赤福だが、先日の白い恋人騒動に続き、ロングセラー商品の不祥事が発覚した。おそらく内部告発なのだろうが、売れなかった商品を回収し、また原料として使うなどというのはあまりにお粗末。唸るほど儲かっているだろうに、こんなところでケチって何をしようとしたのだろうか。いい商品だけにきちんと膿を出し切って、ゼロから出直して欲しいもの。


このところ、食品を巡る偽装問題が立て続けに発生(というか発覚)しているが、この業界の関係者はあくまでも対岸の火事という意識なのだろうか。消費者の信頼がゼロになるリスクを過小評価する生産者たちの鈍感さ、慢心がどうして生まれるのか興味深い。