洛北の風景
朝方、メジャーリーグのレッドソックス・インディアンス戦第6戦に釘付けになった後、人を避けようと、あまり人がいそうにない一乗寺界隈の寺院をまわる。京阪電車で出町柳まで上がり、そこからさらに叡山電車で一乗寺へ。かつてこのあたりに住んでおり、よく知った地なのだが、訪れるのは10数年ぶり。懐かしい思いに浸りながら歩き回った。街中に比べれば、このあたりは何も変わっておらず、京都らしいよい雰囲気が残っている。目論見は見事に当たり、観光客は少ない。詩仙堂、圓光寺と紅葉の季節のスポットなのだが、紅葉でなくてもそれぞれ素晴らしい庭園を持っている。また、若干街中よりも標高が高いため、振り返ると街の全景を見渡すことができ、それがまた気持ちよい。学生時代は知らず知らず贅沢な時間を過ごしていたんだなあと改めて実感。
