女子の本懐

小池前防衛大臣の著書、「女子の本懐」を読んだ。大臣在位55日間の日記と、ご自身の政治スタンスの主張という2部構成になっている。前半部分は、もちろんあの守屋さんとの抗争の部分がハイライトとなるが、抗争の当事者の一方の主張ということで割り引いて読んだとしても、小池さんの方へ肩入れしたくなる。後半部分の方が実は僕の感性にヒットしたのだが、環境問題に対する姿勢、少子化問題に対する姿勢、教育問題に対する姿勢がかなり似ている。永田町では敵も多い彼女だが、最も日本最初の女性総理大臣に近い女性議員ということで、今後の活動を見守っていきたい。

女子の本懐―市ヶ谷の55日 (文春新書 602)

女子の本懐―市ヶ谷の55日 (文春新書 602)