新生銀行の深謀?

半年ほど前に新生銀行からセキュリティ強化という名目で乱数表カードが送付されてきた。インターネットでログインする際には、口座番号とパスワードの他に、乱数表の指定された3つの英数字を入力をしなければならなくなり、いちいちこの乱数表を取り出して英数字を確認して打ち込むという面倒くさい作業が必要になった。最近まで、オンラインバンキングの詐欺事件が多発しているから仕方ないのかなと思い、口座の残高確認や振込が必要な際にその面倒くさい作業を仕方なくやっていたが、最近気づいたのは、このログインのハードルを高めることにより、顧客のアクセス回数が減り、ひいては新生銀行のホストコンピュータにかかる負荷が減り、システムの拡張や維持管理に要するコストの削減に資するのではないかということ。環境保全を名目にシャンプーを備え付けのポンプ化し、コスト削減を図るホテルと同種の戦略である。実際どの程度のコスト削減効果が期待されているのか、知りたいところ。