コンサルタントの役割

今日の報告会はなかなかよかった。プレゼンがよかったというよりは、プレゼンを叩き台にした関係者の議論が盛り上がった点がよかった。皆が課題を自分たちの問題として捉え、真剣に議論してくれたのである。いみじくも報告会に出席した先方のある課長がおっしゃってくださったのだが、「コンサルタントは冷静に状況分析をして、我々に選択肢を示してくれる。その選択肢をベースに最終的に意思決定を行い、行動に移すのは我々。コンサルタントはいつかはいなくなってしまうのだから、いてくださる間に自分たちで自立的に動かせるようにしなければならない」というお言葉。まさにそのとおりだと思う。今日でちょうどプロジェクトの折り返し地点だが、これからは皆さんの取組を側面支援する仕事の比重が大きくなってくる。今はまだちょっと火が付いた程度だが、あと1ヶ月でちゃんとこれがたき火になってくれれば、これ以上に嬉しいことはない。