現場が変わる

今回のプロジェクトが始まってはや6週間が経とうとしている。前半4週間は現状把握と分析、対策の検討が中心だったが、後半に入ってからは現場の皆さんを巻き込んで、実際に対策を動かしていくお仕事。動かすとは言っても、相手は紙やパソコンでなく人である。やはり理論と現実の間には隔たりがあり、また感情的な問題もあるので、そうは簡単にいかない。やらされ感を持たれてしまうと最悪である。それを避けるために大事なのはリーダーだけでなくみんなとコミュニケーションをきちんと取って、自分たちは敵でなく味方だということをまずしっかりと認識してもらい、不安を抱えながらも主体的に新しいことを動かしていく充実感を小さな成功体験を通じ早い段階で味わってもらうことではないか。今回のプロジェクトは、「とりあえずやってみよう」という動きが出始めたところで、まだヨチヨチ歩きの状態。これからどんな困難にぶち当たるか分からないが、あと2週間、いけるところまでいってみよう。