シアトルへ

quechee2008-04-24

ワシントンDC滞在約18時間で今度はアメリカ大陸を横断し、今回の旅の最終寄港地であるワシントン「州」のシアトルへ。ドイツからの便と同じユナイテッドだが、今回のスチュワーデスはそれほどひどくはなかった。偏西風が弱いのか、スケジュールよりも1時間近く早くシアトル・タコマ空港に到着。ワシントンDCはTシャツでも汗ばむほどの暖かさだったが、シアトルはドイツよりも寒いくらいで、時間感覚の他に寒暖の差の激しさにも体がついていかない。

シアトルに立ち寄った目的は、野球観戦とドル安に乗じた買物。ホテルで休む間もなく、6年ぶりくらいにセイフコ・フィールドを訪れた。前に来たときも感じたが、選手と観客が一体感を味わえる非常に雰囲気のよい野球場である。事前に日本でチケットをオンラインで購入していたのだが、ボルチモア・オリオールズ戦という地味なカードのせいか、絶好の席をあてがわられ、バックネットの12列目というバッターボックスに立つ選手の顔のつくりが正確に認識できるほどグラウンドに近いところ。難点は思った以上に寒いこと。防寒対策が甘く、コーヒーなどでしのぎつつ、震えながら観戦することに。

序盤でマリナーズが5点先制し、楽勝だと思っていたのだが、オリオールズがジワジワと得点し、拮抗状態に。イチローのホームランなど見所満載だったが、終盤で逆転され、1点差をつけられたまま、イチローが最終回ゲッツーに倒れて万事休すとなってしまった。非常に残念な結果である。