膝詰めの効用

今週に入ってから、クライアントのところで5時間ずつ膝詰めの議論をしている。根を詰めて長時間議論をするだけでも疲れるのだが、それだけでなく、オフィスに戻って翌日の議論の材料を調えなければならず、普段の仕事に議論分が上乗せされて純増されるイメージ。ただ、この膝詰めはなかなかよい。何よりもクライアントの納得感を高めることができるし、議論を通じて新たな事実を引き出すことができ、それがこちらの提案を深めるのに役立つ。コンサルの仕事というのは書類上では終わらず、きちんと腹落ちしてもらってなんぼの商売であるということを実感する瞬間。