ようやく分かった

今回のプロジェクトも残すところわずかで、連日クライアントと議論を続けているのだが、今日クライアント側の中心人物の一人から「今まで自分たちが正しく、理解できない、そしてちゃんと動かない現場が悪いのだという認識でいたが、実は自分たちが悪いのだということに気づいた。このことを気づかせてくれてどうもありがとう」といった趣旨のことを言われた。以前のプロジェクトでも同様のシチュエーションに直面したが、企画部門でバリバリ働いている人にありがちな罠なのだろうか。青写真を作るのが得意でも、それがきちんと現場に伝わらないとその青写真は何の意味もない。そういう意味で、企画部門に登用される人間には、優れた企画力は当然のことながら、それ以上にコミュニケーション能力が求められる。人の振り見て我が振り直せではないが、気をつけねば。