NPOのファンドレイジング

霞が関の先輩Sさんのご紹介で、NPOのファンドレイジングをする会社であるファンドレックス社を立ち上げた鵜尾さんを囲んで数人で飲んだ。NPOのファンドレイジングの仕方について具体的方法などを伺うはずが色々と話が脱線してしまったのだが、議論が白熱しあっという間に閉店の時間を迎えてしまった。

鵜尾さんは日本のNPO活動がまだまだ活発化しない原因として社会の「NPO=ボランティア」という意識がなかなか変わらないことと併せ、日本が欧米のような寄付社会でないこと(日本人は片務的な金銭の提供はせず、何らかの見返りを求める文化であるとおっしゃっていた)に対して強い問題意識をお持ちで、NPOのためにファンドレイジングをするプロフェッショナル組織を作ることで日本におけるNPO活動を盛り立てていきたいという強い信念に基づいて起業されたとのこと。起業家は皆さんそうだと思うのだが、ポジティブシンキングでとても熱い方だった。

まだまだ聞き足りないことがたくさんあるのだが、「もっとこの国をよくしていこう」「そのために自分たちでできることを着実にやっていこう」「協力できる点はたくさんあるだろうからまた議論しよう」ということになったので、近いうちに第二回があるだろう。