オバマ就任

日本のテレビでもずっとオバマさんのパレードの様子、演説の様子を流している。その演説について、マスコミは一様に「素晴らしい」「感動した」という評価をしているが、個人的にはそこまで(全員が絶賛するまでに)素晴らしいものとは思えなかった。就任後初めての演説ということで、当然ながら国民全員に対して希望を与える、あれもやるこれもやるという内容だったが、素晴らしいとすれば、その内容の話し方ということになるのだろうか。同じ内容であっても、日本のトップの場合は原稿を見ながら棒読みするだけなので。でもマスコミの人たち、横並びで無難に「素晴らしかった」というのはやめてほしい。

オバマさんが大変だなと思うのは、前大統領がとんでもなかったこと、そして現在の不景気の状況もあり、これだけ最初に期待値が上がってしまっているので、これから特に最初の90日で何らかの大きな成果を実際に見せていかないといけないということ。今後の期待値マネジメントが特に必見である。