マスターズ開幕

今年もマスターズの季節。予選１日目ながら、５時に起きてじっくり見てしまった。最終組に石川遼、その前の組にタイガー・ウッズといかにも日本でのテレビ中継を意識したようなスタートの順番となっていたが、TBSはいったいいくら拠出しているのだろう。石川遼は傍目にも緊張しており、特に前半はティーショットがフェアウェイに乗らず我慢のゴルフを強いられていたが、後半はバーディラッシュで挽回し、結果1オーバーとオーガスタ初体験にしては素晴らしいスコアで締めくくった。日々成長しており、本当にすごい若者である。

日本人勢はほかに片山晋呉と今田竜二が参戦しており、片山晋呉の方は石川遼の陰に隠れてすっかり地味な存在となってしまったが、5アンダーのスコアで優勝争いをくり広げられる４位タイのポジションにいる。これも素晴らしい。ただ、僕の注目はやはり今田竜二。（オーガスタのある）ジョージア州の大学に在籍していたので、ジョージア州の気候、芝はしっくりときているはず。なかなかパットが決まらずに苦戦してしまったが、それ以外はそつなくプレイしている。石川遼と同様1オーバーで、上位がちょっと崩れてくれればという留保はつくがまだまだ目はありそう。明日以降、3日間早起きを強いられるが、3人の日本人の活躍、なかなか楽しみである。