ドラマのエンドロール

どうでもいいことかもしれないが、多くのドラマやバラエティ番組のエンドロールの表示形式が変わっていることをご存じだろうか。かつては下から上へ、あるいは右から左へと出演者、撮影者、協力者などの名前が流れていったものだが、これが流れる形式から点灯形式(一定の間隔でパッパッと表示が変わっていく)になっているのである。また同じ流れる形式を採用していている場合でも流れる速度が極端に遅くなっている。これは家庭に液晶テレビが浸透したからだろうと思われる。つまり液晶テレビは速い速度で動く映像の描写が苦手で、高速で流れるエンドロールは解読が難しいために、表示方法を変えることで改善を図ったのだろう。気になるのは、制作者たちが自分で気がついて改善したものなのか、それとも視聴者からの苦情が増加して改善されたものなのかということ。まったく根拠ないがおそらく後者ではないかと思う。