そしてブリュッセル入り

ロッテルダムの用務先(距離的にはそんな離れていないはずなのだが、タクシーに乗ったらメーターが100ユーロ近くまで行ったのにはびっくり!こっちのタクシーは高い)で半日ほど過ごした。相変わらず欧州の人たちが第二か第三外国語である英語を達者に話すのには感心してしまう。日本人は「もともとの語系が近いから」などと逃げるが、そんな逃げを考える時間があったらもっときちんと勉強しなければダメである。

夕方、タクシーでロッテルダム中央駅に帰り着き、今度はブリュッセルへ向かうべく切符を買う。結構高いチケットなのに、自動販売機ではお札もクレジットカードも受け付けてくれないのはひどい話。仕方ないので窓口へ並ぶと長蛇の列。そりゃそうだと言いたくなる。ブリュッセルまでは1時間半〜2時間くらいの行程だったと思うが、車内で爆睡してしまったため、気づいたときにはアントワープを過ぎてブリュッセルのすぐ手前まで来ていた。オランダもベルギーも初めての国だが、特にベルギーは本当に欧州らしい雰囲気がプンプンと漂ういい感じの風景が広がっている。日本から見ているとベルギーという国は大国に挟まれ、運良く?EU本部が置かれた国という印象しかなかったが、なかなか味わい深そうである。この出張も土日を挟んでブリュッセルに滞在できるので、ようやく一息つく感じ。宿題もたくさんあるが、とりあえず無事に週末を迎えることができた。