ワシントンDCでのインドアな一日

欧州からまっすぐ日本に帰国しても出社できるのは半日だけ、あくせく帰って疲労困憊状態で出社してもあまり意味がない、かつ安いので世界一周ルートでの帰国である。スターアライアンスの世界一周チケットには3ヶ所で24時間以上のストップオーバーが必要という条件があるのだが、欧州の各都市での滞在があまりにも短時間だったため、欧州だけではその条件を満たすことができず、ワシントンDCで24時間以上の滞在が必要になった。SASコペンハーゲンから到着したのが午後3時、そして成田へ向かう全日空便が正午過ぎの離陸なので、必然的にワシントンDCに2泊する必要がある。

というわけで、ワシントンDCではKとともに副業のNPO活動の一環の執筆作業のためにホテルに丸一日缶詰となる。まあ、DCでこれといって行きたいところはないので、それでもよい。執筆はああだこうだ考えながら一人で推敲を重ねるのも大事だが、仲間と議論して全体構成の締りをよくしていくのも大事なことなのだなと思った。これはコンサルの仕事と一緒か。

夜はK宅でベトナム料理をご馳走になる。近くのベトナム料理屋のテイクアウトだったのだが、これがなかなかの美味でびっくり。彼が渡米してから3回目の訪問であり、日本からの訪問者の最多記録を更新。役所時代の他省同期のNや後輩のN女史も駆けつけてきてくれ、よい一時を過ごすことができた。

ところで、テレビで全英オープン2日目を放映しており、アメリカのテレビでもタイガー・ウッズと同組の石川遼が注目されているのにはびっくりした。タイガー・ウッズと同組だったということがあるとはいえ、もはや世界レベルの存在感か。最後の9ホールで大叩きして予選落ちしてしまったのは本当に残念。