コペンハーゲン経由でワシントンDCへ

出張の全用務が終了してホッとしたのだが、メモの整理などの残務がたくさん残っている。

往復便よりもなぜか安い世界一周チケットを購入したため、さらに日本から遠い方へ移動することになる。早朝のSAS便に乗ってまずはコペンハーゲンへ。SAS便は生涯初めての経験である。機内のアナウンスが英語から始めるのにはちょっとびっくりしたが、デンマークスウェーデンノルウェーの出資3ヶ国の言語の順番でもめるよりは、国際公用語でアナウンスしてしまった方がお客に分かりいいし、3ヶ国でもめずに済むという判断だろうか。デュッセルドルフからコペンハーゲンへは1時間強のフライトで、眼下のドイツ北部から北海、バルト海、そしてデンマークの島々の眺望がなかなかよかった。デンマークも一度ゆっくり過ごしてみたい国の一つなのだが、今回は残念ながらトランジットのみ。

1時間弱の乗り継ぎでコペンハーゲンからワシントンDCへ。隣のおじさんがこっちに領空侵犯してくるのはなんとかしてほしい。機内食は残念な感じだった。サービスレベルは相対的にルフトハンザの方が上だろうか。まあアジア系のエアラインに比べればどんぐりの背比べである。座席にパソコン用のコンセントがあるのがいいことなのか悪いことなのかその功罪がよく分からないが、とりあえずコンセントがあったお陰で一睡もできずにパソコンをパカパカ叩きながらお仕事。あっという間に大西洋を渡りきってカナダ上空に到達してしまった。ちょうどモントリオールからなつかしきバーモント上空を通るコースだったが、残念ながら雲に覆われて景色を見ることができなかった。ワシントンDCのダレス空港付近は積乱雲が立ち込めており、飛行機がガタガタとかなりの揺れ、できるだけ雲を避けて飛行しているのだろうが、フリーフォールのように落ちるとちょっとドキッとする。

ダレス空港から車でタイソンズスクウェア付近に予約したホテルへ一路と思ったのだが、そのホテルの情報をプリントアウトしておらず、かつ、携帯(iモード)もつながらず(欧州ではつながっていたのだが・・・)にGmailに落としていたホテル情報も見れずという事態に。仕方ないので、タイソンズスクウェアにあるショッピングモールに入り、インフォメーションで住所とだいたいの行き方を尋ねて何とか難を逃れるものの、到着まで1時間ほどロスしてしまった。やはり初めて行くホテルの情報はきちんとプリントアウトしておくべきというのが今日の教訓。

夜はDCにいる前職の同期Kと日本料理。そんなに高くない割になかなかおいしかった。店には日本人が少なく、外国人が多かったのが印象的。