宿題が溜まっていて・・・

3週間海外逃避していて、日本に戻ると色々とやることが溜まっている。まずは公的な必要手続ということで、区役所へ行って国民健康保険への加入手続と国民年金への加入手続である。どうせ役所仕事で相当な時間を取られるんだろうなと思っていたら、まず「お客様」という用語を自然に使っていたことにびっくり、そして丁寧かつスピード感のある対応にびっくりである。最近の区役所は違うんだなあとこれは嬉しいサプライズ。欲を言えば、保険と年金が別の窓口ではなく、ワンストップで手続できればよりよいかなと感じた。あと、なぜか妻はずっとそうなのだが、人生初めてカード型の保険証をもらい、ようやく財布に入れて持ち運びできるようになり、病院から「また忘れたんですか」とクレームを付けられることもなくなる(といっても、いずれ転職した先がカード型でないと元の木阿弥だが)。

昨晩立て続けに「どこへ行っていたんですか!」などと怒り気味の電話がかかってきたりして、急遽、転職関係で2つほど面接が入ったので、久しぶりにスーツを着て外出。さすがに海外で結構運動をしたり出歩いたりしていたからかスーツのパンツがちょっと緩い感じ。ただ、あまり着たくない「制服」であることには変わりない。一つのところでは受付で「お勤め先はどちらですか?」と尋ねられ、「無職です」と答えたとたんに何だか哀れみの視線を向けられ、さらに「失礼な質問をすみませんね、上から細かく聞けといつも怒られているので」という言い訳。日本では職がないということは哀れみの対象なんだということを実感した。たしかに日本は何か肩書がないと行動しづらい社会なのかもしれない。面倒なので今度からNPOの肩書でも名乗ることにしようか。

夜は前職の職場で送別会を開いていただいた。1ヶ月離れただけなのだが、間に色々と新しい刺激がインプットされたので、ちょっと気恥ずかしい感じ。立派な花束までいただいて本当に恐縮である。