そしてようやく帰国

quechee2009-09-24

早朝、霧がかかっているシンガポールで1時間のトランジットで成田行きの全日空便という行程。チャンギ空港では新しい第3ターミナルに到着、そこからシンガポールへは入国せずに無人列車に乗って従来の第2ターミナルへ移動。相変わらずきれいで機能的に造られた空港である。同じく機能的なミュンヘン空港よりもどことなく暖かさを感じるのはやはりアジアだからか。やっぱり夜便にしてちょっとシンガポール市内でチキンライスでも食べたら良かったかなと思ったが、まあ今更そんなことを言っても仕方ない。

全日空便はB767である。シンガポール航空A380と比べるととても小さな飛行機に見えてしまう。また同じビジネスクラスであるにも関わらず、だいぶ座席も簡略化された印象。食事は可もなく不可もなくという感じ、全日空のCAもそつのない応対はしてくれるのだが、どことなく真面目で事務的な印象である。最初からこれを見せられるとこんなもんかと納得するが、良いものを見た後で同じものを見せられると不満が出てくる典型例。

いったい自分がどの基準時で過ごせばよいのかよく分からなくなってくるが、とりあえず眠かったので爆睡。気づいたらもう紀伊半島沖まで来ていた。大島上空から房総半島の南端を通って成田へのアプローチとなるが、3週間ぶりの日本であり、やはり日本の陸地を見るとホッとする。無事に16時に着陸し、バゲッジクレームへ。いつもいつも成田のバゲッジクレームは圧倒的に出てくるのが早いが、このオペレーションは本当に素晴らしい。

時差の関係で丸二日使って帰国したような感じとなった。色々と旅をしていつも帰ってきたときに思うのは「やっぱり日本はいいなあ」ということ。日本の良さを実感するためにこれからも色々と旅をするのだろう。