スコルピオーネ祇園

秋のピークに行くのは自殺行為と認識しつつ、1年に1回のノルマをこなしに京都へ。やはり新幹線は満席、京都駅に到着してもすごい混雑である。でも、やはり京都はいつ来ても雰囲気がよい。

晩ご飯は、またもや安易にAMEXに発注し、京料理を使ったイタリアンということで有名な店「スコルピオーネ祇園」に二席だけ空きがあるとのこと、即断した。四条から花見小路を少し上がったところにある、最近はやりの町屋を改造した店舗で、店の雰囲気はなかなかよい。また、前菜もうたい文句の京野菜をサーモンと合わせたもので、これまた好印象。しかし、その後がちょっといけなかった。パスタはズワイガニのクリームパスタだったが、ひと味足りない感じ、メインの京和牛の赤ワイン煮も食材が悪いのか煮方が甘いのか生臭さが残ってしまっている。デザートはパティシエの腕がよいのか挽回してきたが、いかんせんメインの後味が悪く、二度目はない感じ。有名店という触れ込みだけにちょっと残念。おいしい店というのはやはりホテルのコンシェルジュに聞いた方がよいのだろうか。