環境税にまつわる議論

環境税が来年4月から創設されるかもしれないというニュースが流れたと思いきや、今度は鳩山さんが環境税の拙速な導入には消極的だとかいうニュースも流れている。おそらく民主党内の綱引きが行われている最中なのだろうが、消費税の増税凍結を約束してしまった一方で、深刻な税収不足に陥っている現状をかんがみるに、中期的に環境税を導入するという流れを止めることはもはやできないだろう。どのような設計にするかという点が問題だが、個人的には、まずは単なる看板の掛け替えであっても道路財源の一部を環境税という名前にしてしまうべきだと思う。一度、環境税という環境目的の税を創設してしまえば、それを広げるのも深めるのもだいぶハードルが小さくなるはず。これから年末に向けて結論が出てくるわけだが、どうなるのか注視していきたい。